朗読CDシリーズ「心の本棚〜美しい日本語」放浪の俳人 山頭火

Album by 山谷初男

Released 1 September 2004

Tracklist

  • 1
    捨てようか。捨てようか。(つづきあり)
  • 2
    釣瓶漏りの音断続す夜ぞ長き(つづきあり)
  • 3
    蛍淋しう君追うて来ぬ風ひやと(つづきあり)
  • 4
    いつしかわたしも,いい年になりました。(つづきあり)
  • 5
    夢深き女に猫が背伸びせり(つづきあり)
  • 6
    水底いちにち光るものありて暮れけり(つづきあり)
  • 7
    大きな蝶を殺したり真夜中(つづきあり)
  • 8
    山頭火は,弟とも自殺で別れています。(つづきあり)
  • 9
    焚火よく燃える?のことおもふ(つづきあり)
  • 10
    噛みしめる飯のうまさよ秋の風(つづきあり)
  • 11
    しがらみを捨てて,巡礼の旅に出たい。(つづきあり)
  • 12
    松はみな枝垂れて南無観世音(つづきあり)
  • 13
    投げだしてまだ陽のある脚(つづきあり)
  • 14
    朝,着替えを持って家を出てみる。(つづきあり)
  • 15
    だまつて今日の草鞋穿く(つづきあり)
  • 16
    雪がふるふる雪見てをれば(つづきあり)
  • 17
    若い頃,人生を長距離走にたとえていました。(つづきあり)
  • 18
    涸れきつた川を渡る(つづきあり)
  • 19
    まつたく雲がない笠をぬぎ(つづきあり)
  • 20
    運河を渡って,空港へ。(つづきあり)
  • 21
    逢ひたい,ボタ山が見えだした(つづきあり)
  • 22
    鉄の翼で見知らぬ土地へ。(つづきあり)
  • 23
    うしろすがたのしぐれてゆくか(つづきあり)
  • 24
    よい湯からよい月へ出た(つづきあり)
  • 25
    けふもいちにち風をあるいてきた(つづきあり)
  • 26
    お遍路さんとすれちがう。(つづきあり)
  • 27
    花いばら,ここの土とならうよ(つづきあり)
  • 28
    けふはおわかれの糸瓜がぶらり(つづきあり)
  • 29
    どこから連れてきたのか?(つづきあり)
  • 30
    お正月の鴉かあかあ(つづきあり)
  • 31
    人が来たよな枇杷の葉のおちるだけ(つづきあり)
  • 32
    わがままきまま旅の雨にはぬれてゆく(つづきあり)
  • 33
    歩いていると,野の花が目にとまってきます。(つづきあり)
  • 34
    わかれてきた道がまつすぐ(つづきあり)
  • 35
    死人花,葬式花……死を想わせる彼岸花には,種がなりません。(つづきあり)
  • 36
    まことお彼岸入の彼岸花(つづきあり)
  • 37
    なんぼう考へてもおんなじことの落葉ふみあるく(つづきあり)
  • 38
    乞ひあるく水音のどこまでも(つづきあり)
  • 39
    まこと山国の,山ばかりなる月の(つづきあり)
  • 40
    遍路道にも難所があり,遍路ころがしと呼ばれている。(つづきあり)
  • 41
    ひよいと穴からとかげかよ(つづきあり)
  • 42
    あたたかなれば木かげ人かげ(つづきあり)
  • 43
    空を鳥が渡ってゆく。(つづきあり)
  • 44
    木かげは風がある旅人どうし(つづきあり)
  • 45
    風鈴の鳴るさへ死のしのびよる(つづきあり)
  • 46
    歩かない日はさみしい(つづきあり)
  • 47
    草を咲かせてそしててふちよをあそばせて(つづきあり)
  • 48
    春風の扉ひらけば南無阿弥陀仏(つづきあり)
  • 49
    幼い頃,母に連れられて,墓参りに行ったときのことです。(つづきあり)
  • 50
    伊豆はあたたかく野宿によろしい波音も(つづきあり)
  • 51
    水音のたえずして御仏とあり(つづきあり)
  • 52
    母が入水,弟が首吊り。(つづきあり)
  • 53
    をとこべしをみなへしと咲きそろふべし(つづきあり)
  • 54
    ふつと影がかすめていつた風(つづきあり)
  • 55
    山に日が沈んで柿色の空。(つづきあり)
  • 56
    そこから青田のよい湯かげん(つづきあり)
  • 57
    「土佐では酒を売る店が多すぎる」と山頭火は書いた。(つづきあり)
  • 58
    風の中からかあかあ鴉(つづきあり)
  • 59
    風の中おのれを責めつつ歩く(つづきあり)
  • 60
    路地を入って温泉宿へ。(つづきあり)
  • 61
    葦の穂風の行きたい方へ行く(つづきあり)
  • 62
    雪へ雪ふる戦ひはこれからだといふ(つづきあり)
  • 63
    とっぷりとお湯の中に身を沈める。(つづきあり)
  • 64
    窓あけて窓いつぱいの春(つづきあり)
  • 65
    みんな出て征く山の青さのいよいよ青く(つづきあり)
  • 66
    へそが汗ためてゐる(つづきあり)
  • 67
    人さまのお役に立つことなく 今日という一日を終えてしまった。(つづきあり)
  • 68
    木の芽や草の芽やこれからである(つづきあり)
  • 69
    夜空を見上げれば,冬の大三角。(つづきあり)
  • 70
    はるばるたづね来て岩鼻一人(つづきあり)
  • 71
    まいにちはだかでてふちよやとんぼや(つづきあり)
  • 72
    酔狂なれど,車を拾って波静かな海辺へ。(つづきあり)
  • 73
    ひよいと四国へ晴れきつてゐる(つづきあり)
  • 74
    のぼりつめてすこしくだれば秋の寺(つづきあり)
  • 75
    泊めてくれない折からの月が行手に(つづきあり)
  • 76
    小鳥の愛情を感じる朝。(つづきあり)
  • 77
    旅空ほつかりと朝月がある(つづきあり)
  • 78
    いちにち物いはず波音(つづきあり)
  • 79
    朝日に呼ばれて窓を開けると,(つづきあり)
  • 80
    朝まゐりはわたくし一人の銀杏ちりしく(つづきあり)
  • 81
    秋風あるいてもあるいても(つづきあり)
  • 82
    潮の香りがする小さな駅へ。(つづきあり)
  • 83
    干せば乾けばふんどししめてまた歩く(つづきあり)
  • 84
    人がまばらな駅のホーム。(つづきあり)
  • 85
    春寒ねむれない夜のほころびを縫ふ(つづきあり)
  • 86
    自ら自分のうしろすがたを見た山頭火。(つづきあり)
  • 87
    おちついて死ねさうな草萌ゆる(つづきあり)
  • 88
    しんじつ一人として雨を観るひとり(つづきあり)
  • 89
    秋の夜や犬からもらつたり猫に与へたり(つづきあり)

More by 山谷初男

Issues